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イントレチャートを紡ぐ様に感涙!「ボッテガ・ヴェネタ」新サイトが始動/BOTTEGA VENETA

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“イントレチャート”という革工芸技術、キミは知ってるかな?

イタリア語で“手で編みこむ”を意味するイントレチャート(intrecciato)とは、短冊切りレザーを交差させる編み込み生地のこと。

その本家こそ、イタリア・ヴェネト州ヴィチェンツァを本拠地とするディスクリート・ラグジュアリー「BOTTEGA VENETA」(ボッテガ・ヴェネタ)だ。

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今秋冬、待望の公式ウェブサイト「bottegaveneta.com」(ボッテガ・ヴェネタ ドットコム)を開設。

クラフツマンシップの矜持を高らかに謳う「ボッテガ・ヴェネタ」らしく、デジタルの世界においてさえ、なにか手触り感と品格のようなものを感じさせる独特のサイトになっている。

多くフィーチャーされるのは、ヴィツェンツァの工房職人。

彼らによる皮革製品制作工程を追った動画コンテンツ「Hand of the Artisan」ではクラシック音楽が流れている。

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2010-11年秋冬プレタポルテ(既製服)は少々のロカビリー気質。メンズとレディス最新コレクションの動画に加え、アトリエでの縫製工程までも詳細に語られている。

お気に入りのルックが、トップスから小物まで着せ替え人形のごときスタイルチャートで閲覧できる仕様は必見。秋冬最新スタイリングの勉強にもなるだろう。

また、コレクションルックを商品パーツごとに紹介する「Shop Collections」では、クリエイティブ・ディレクターであるトーマス・マイヤー自らリコメンドするカテゴリーもある。

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「公式ウェブサイトを進化させる第一の目的は、ボッテガ・ヴェネタの特徴である質の高さをそのまま表現する形で、プロダクトを提示するためです。

素材の質の高さや、細部までこだわりぬいた個性的な職人技、時代を超越するデザイン、そして繊細な色使いを伝えたい、と私たちは考えました。

職人たちにはじまり、最終的なプロダクトに至るまで、ボッテガ・ヴェネタの全貌をようやくお客様に見ていただけるようになります」と、トーマス・マイヤー。

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今後は、ニューヨーク5番街のブティックを皮切りに、インターネットで注文したアイテムを実店舗で引き取るオプションサービスもスタートさせる予定だとか。

気になる「ボッテガ・ヴェネタ」のeコマースシステムは、アメリカで始動した後、今秋には日本とイギリスで発表し、2011年中には世界規模で拡大していくとのこと。

それまでに、イントレチャートの作り方でも動画で学んでおこうか。

Text by Takafumi Hojoh

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