10月15日から全国の「ユニクロ」33店舗、およびオンラインストアで販売中!3シーズン目の「+J」/UNIQLO
「+J」
シャツ(価格:3,990円)
日本発のファストファッション「ユニクロ」と、かつてミニマリズムの旗手と言われたドイツ出身のファッションデザイナー、ジル・サンダー女史がコラボレートするという新鮮なニュースが話題になったのは、昨年の10月2日。
「未来への開放」をコンセプトに、「シンプルであるがゆえの贅沢」「デザインにおける純粋さ」「美しさと快適さ」そして「あらゆる人への高品質」を謳った新レーベル「+J」の登場は、「ユニクロ」のブランド史上、重要なターニングポイントとなった。
そして、ラグジュアリー・デザイナーとSPAファッション(speciality store retailer of private label apparel/メーカーが企画、生産、販売のすべてを直接行なう業態)の協業という市場へのインパクトもまた絶大なものだった。
それは、今年4月に行なわれた、第53回日本ファッション・エディターズクラブ(JEFC)で、昨年1年間で最もファッション業界に貢献した人物として、サンダー女史が「+J」のデザイナーとしてデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことに顕著だろう。
デビューから1年。
3シーズン目の2010-11年秋冬「+J」が、10月15日から販売中だ。
販売店舗は「ユニクロ」銀座店、世田谷千歳台店、名古屋栄店、心斎橋店、ミーナ天神店など全国の「ユニクロ」33店舗、およびオンラインストア(http://www.uniqlo.com/plusj/jp/)。
メンズ、レディスを合わせ約150アイテムを置くトータルコレクションだ。
「+J」
コート(価格19,900円)
今秋冬の「+J」のコンセプトは、クチュールテイストとスポーツウエアのエッセンスの融合。ダウンジャケットにフェルトコートを合わせるなど、スタイリングの提案もさらに洗練されている。
そして、カラーパレットにも注目したい。
デビューシーズンの秋冬ではダークカラーがメインだったが、今秋冬のイメージは、「北極圏のブルー、荒天のグレー、木の葉の温かい色味の出会い」と味わい豊か。
イメージカットのような洒落たカラーリングヘアにもしっくり馴染む。
「+J」のピュアな白シャツと合わせて、秋を始めよう。
Text by Takafumi Hojoh