そして今回、2011年度のフランス・ヨーロッパ世界文化遺産デーには、なんとパリコレブランド「LANVIN」（ランバン）も参加。オンラインクイズ形式のファンイベントとして世界中から一般招待客も募るという。

世界中の旅行者や観光客が注目する“毎年9月の第3週末”、2011年の今年は9月17日（土）、18日（日）。

「LANVIN」の歴史に関する4問のクイズに答え、正解者の中から抽選で48組（1組2名）に、パリのフォーブル・サントノーレ22番地（22 rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 Paris）に現存する、ジャンヌ・ランバン（Jeanne Lanvin／1867～1946年）＝「ランバン」創始者オフィスへの訪問権利が与えられる。

1930年代初頭、パリの著名家具デザイナーだったユージン・プリンツ（Eugene Printz／1889～1948)によって装飾された小さなオフィスは、メゾンの歴史が詰まった貴重な文化遺産のひとつとして、今も当時のまま保存されているのだという。

この“LANVINクイズ”、パリ本国の「ランバン」オフィシャルサイト（ http://www.lanvin.com/#/en/news ）からチャレンジ。

応募受付締め切りは、2011年9月5日。

1889年、パリのフォーブル・サントノーレ22番地にジャンヌ・ランバン女史が開業した小さな帽子店をその起源とする「ランバン」は、ジャンヌ女史が娘 のために作ったドレスが話題を呼び、その後、親子服、クチュール、レディス・プレタポルテ（既製服）、そして後にメンズ・プレタポルテを手掛ける総合 ファッションブランドへと成長した。

そして現在、シーズンは2011-12年秋冬。

80余年の時を超え、「LANVIN」（ランバン）が生み出された原点を、フランス文化遺産のラグジュアリーな空気を一身に浴びるという、ファンにはたまらない貴重なチャンスだ。

まずは、クイズの日本語訳から頑張ってみよう。

Text by Takafumi Hojoh