祐真朋樹氏とA・ミクリ氏が語る(後編:ウッディー)!スペシャルコラボ「Tomoki Sukezane x alain mikli」発売中
(前編のつづき)
MEN’S NON-NO WEB(以下、MNWEB):2型目のウッドフレームのデザインはどのように進めたのですか?
TS:これはもう純粋に、木を使ってアイウエアを作ってみたかった。僕のワガママですね。木製だと、重いだろうし加工に難しい技術が必要だということはだいたい想像つきましたから。だからこそ、という気持ちで。
AM:そう、ウッドフレームはとっても難しい。そしてコストも掛かる(笑)。
TS:すみません(笑)。
AM:でも、弊社製造部門の特殊技術によって、リアルウッド(木製)に近い質感を出すことができた。カラーもダークトーンの3色。黒以外に、ウッドフレームのグレーやボルドー色なんてなかなか見つからないんじゃないかな?
MNWEB:価格も先ほどの丸メガネが31,500円(税込)。こちらのウッディーは33,600円(税込)。お小遣いで買うにはちょうどいいかもですね。
AM:このクオリティで3万円台は適正価格だと胸を張って言える。ホントはダブルネームだから倍にしたかったくらいだよ(笑)。
TS:ミクリさん……(笑)。
MNWEB:最近はファッションの一部としてアイウエアを取り入れる男性が増えているように感じますが。
AM:私がアイウエア業界に進んだ30年前(1978年創業)は、オシャレでメガネを掛けるという行為自体、パリでさえ正直なかなか考えられないことだった。今はアクセサリーとして非常に重要な要素になっている。闘ってきた甲斐があったってもんさ。
TS:僕も、個人的な話だけど、スタイリストを始めた当初は左右2.0だった視力が最近急に落ちてきて……今はとても興味を持って観察しています。
MNWEB:祐真さんは真夜中でもサングラスを掛けていらっしゃるときがありますよね?
TS:それはね、カッコイイからだよ。あと、「なんで夜にサングラスなの?」と言われたくてしょうがないから。
AM:わかる気もするよ(笑)。
MNWEB:この「Tomoki Sukezane x alain mikli」は、どういった男性に、どんな服装に合わせて掛けてもらいたいですか?
AM:誰にでも!セレブリティも人種も意識せずに自由なスタイルでいいんだよ。それが「アラン ミクリ」のモットーでもある。
TS:僕もミクリさんと同じ意見。特に想定はしていない。ウッディーの方は、サングラス仕様にしたら女性にも似合うと思います。
MNWEB:最後に、2人からメンズノンノ読者に向けてメッセージを。
TS:買ってください(笑)。
AM:“La Vie en rose”(ラ・ヴィアン・ローズ)だね。素敵なアイウエアで、“バラ色の人生を”。
販売店舗:「阪急MEN’S TOKYO」1階「alain mikli」で先行発売中/丸メガネ(MODEL:ML1110)カラー:ブラックマット、エンジマット、グレーマット/素材:メタル/価格:31,500円(税込)/ウッディー(MODEL:ML1111)カラー:ブラックマット、エンジマット、グレーマット/素材:アセテート/価格:33,600円(税込)
Interview & Text by Takafumi Hojoh