公式には、「NIKE ZOOM KD IV」（左）、「AIR JORDAN 2012」（中左）、「NIKE KOBE VII SYSTEM SUPREME」（右）、を含めた4モデルだが、残念ながら日本では、「NIKE AIR FORCE 1 LOW SUPREME」（中右）のみの発売となる。

干支をインスピレーションとした「ナイキ」のシューズコレクションは2012年で11年目。

今回の公式コレクションのリリース数である「4」は、龍が4つの海から生まれるという中国の言い伝えにちなんでおり、旧暦の新年（1月22日頃から2月19日頃／2012年は1月23日）を祝する祈りも込められているという。

「NIKE AIR FORCE 1 LOW SUPREME」の着想源は、清朝時代の宮廷服である龍袍（りゅうほう）。

シュータンには正面を向いた雲龍が配され、側面とアッパーには黒絹で描かれた龍のモチーフ、かかと部分には龍の刺繍が施されたデザインだ。

インソールに描かれたビビッドな蝙蝠（こうもり）と雲の模様は、吉祥（きっしょう・きちじょう／繁栄・幸運・よい前兆）の意味を持つという。

昇竜の「ナイキ」で新年からグッドラックだ。

Text by Takafumi Hojoh