メンズノンノ読者諸君は、1990年代半ばにストリートを席巻した伝説のブランド、「20471120」（トゥオーフォーセブンワンワントゥオー）をご存知だろうか。

この「20471120」のマスコット的キャラクターだった「HYOMA」（ヒョーマ/通称：ヒョーマ君）が、「OUTDOOR PRODUCTS」（アウトドアプロダクツ）と「Ciaopanic」（チャオパニック）のトリプルコラボで復活。

「ディパック」と「3WAYショルダーバッグ」の2型が、7月中旬より「チャオパニック」で発売される。

デザインは、なんといっても「チャオパニック」仕様のヒョーマ君ピンバッヂとワッペン、そしてインナー全面に施されたアメコミタッチのヒョーマ君が強烈な印象。

素材は、ポップなキャラクターとは裏腹な、落ち着きある黒のコーデュラナイロン製でスッキリまとまっている。

もう死語かもしれないが、当時の裏原宿世代（今30歳後半）の熱視線を背中に感じることだろう。

ちなみに、「20471120」は1995年春夏東京コレクションにも出展しており、1996年にこのブランド名になった。

価格は、「ディパック」が18,900円。

「3WAYショルダーバッグ」が16,800円。

そういえば、当時の洋服好きの間では有名な話だが、「20471120」のブランド名は「2047年11月20日」を意味。

その真意とは、「50余年後も、みんなで楽しくやってられたらいいな」という想いなのだという。

この、「チャオパニック」×「20471120」×「アウトドア」のトリプルコラボバッグ。

50年後のキミも、きっと楽しく背負えているはず！

Text by Takafumi Hojoh