「科学忍者隊ガッチャマン」「ハクション大魔王」そして「タイムボカンシリーズ 　ヤッターマン」と聞くと、再放送（あるいはリアルタイムで）等で懐かしさを憶えるメンズノンノ読者も多いだろう。

それら往年の名作アニメを手掛けた（株）竜の子プロダクション（以下、タツノコプロ）は、2012年10月19日に創立50周年。

これを記念した展覧会「タツノコプロテン / TATSUNOKO PRO.EXHIBITION」が、8月8日（水）から8月20日（月）まで、松屋銀座（住所：東京都中央区銀座3－6－1）で開催される。

展示作品は、1962年の設立以来、ジャパニーズ・アニメのパイオニアとして常にリードしてきたアニメ制作会社の貴重な資料、約300点。

内容は、吉田竜夫（1932年3月6日～1977年9月5日）・竜の子プロダクション（タツノコプロ）設立者や、竜夫氏（長男）の弟（三男）であり約40年間にわ たって多くのタツノコアニメでプロデューサー・企画・監督などの重責を担い続けた九里一平氏が描いた迫力の肉筆原画など。

「科学忍者隊ガッチャマン」「タイムボカンシリーズ 　ヤッターマン」のアニメ制作に使用された設定画、「ハクション大魔王」や「マッハGoGoGo」のセル原画などムネアツなものばかりだ。

そしてお約束の、タツノコレーベルのジャポニカ学習長など、限定お土産グッズも盛りだくさん。

本展覧会が開催される松屋銀座の地下1階スイーツコーナーでは、「メサージュ・ド・ローズ」「泉屋」「西光亭」「シュクレビジュウ」「ジョリボンヌ」らのスイーツブランドが、タツノコキャラをモチーフにした限定コラボお菓子を期間限定で販売されるとのこと。

登場人物それぞれのキャラ出しや、ヒーローへの変身前の普段着なんぞ、時代を象徴したファッションそのもの。コンドルのジョーなんかベルボトム履いてるし。

50年前に熱狂した男の子たちに想いを馳せて、是非、前のめりで鑑賞してみては。

Text by Takafumi Hojoh