本日、NYブランドの「3.1 phillip lim」（スリーワン フィリップ リム／3.1 フィリップ リム）は、2012-13年秋冬シーズンに、オリジナルコミックブック『Kill The Night』をリリース。

9月8日（土）のみ、「3.1 phillip lim AOYAMA」（住所：東京都港区南青山5-4-41）限定で、来店者に先行配布する。

ストーリーは見てのお楽しみだが、パッと見は、ラブストーリーではなさそう。

どうやら女性（レディス）3人組が主人公のようだ。

男性が悪役のようだ。

このファッションとコミックが一体となったユニークなコミックブックは、脚本をデザイナーのフィリップ・リム氏とコミックブックライターのジョン・オストランダー（John Ostrander）氏が手掛け、作画は「STAR WARS」（スターウォーズ）のコミック版を描いているジャン・ドゥーセマ（Jan Duurema）氏が担当したもの。

そのおおもととなる、「3.1 フィリップ リム」2012-13年秋冬コレクション（レディスとメンズ）は、コミックブックやそれに出てくるネオノワールのヒロインたちの世界観にインスピレーションを得ている。

具体的には、米国のコミック『シン・シティ』（Sin City／原作・作が：フランク・ミラー）や、英国のコミック『ヴィー・フォー・ヴァンデッタ』（V for Vendetta／原作：アラン・ムーア・作画：デヴィッド・ロイド）など。

どちらもコミック界では著名作だ。

双対性と変形、光と影、黒と白、愛と裏切りなど、1つの視点だけでは決して見抜くことはできない本質を突いたストーリーを、洋服を通して表現したらしい。

この、今秋冬の気分を伝える媒体にピッタリのツールであるコミックブック『Kill The Night』は、9月9日（日）からは、日本国内では直営店舗での商品購入者限定でGETできる（非売品）。

とりあえず、「3.1 フィリップ リム」の洋服を買って着て、人生の主人公を謳歌しよう。

Text by Takafumi Hojoh