1年で最も希望に満ち溢れるこの時期。

東日本大震災被災地復興への想いが込められた「GINZA ILLUMINATION」プロジェクトが、今年もまた「GILC」（ギンザ インターナショナル ラグジュアリー コミッティ）を中心に企画され、開催されている。

今年のテーマは、「ヒカリミチ～歩き出そう、希望の光へ～」。

2013年1月6日（日）までの期間中、毎日15時から24時まで、銀座通り（中央通り）1丁目から8丁目と晴海通りの数寄屋橋から銀座4丁目交差点付近までの約1,500mが、ベルト状の連続したイルミネーションロード“ヒカリミチ”に彩られる。

規模は約16万個で、本イベントのために特別に開発された“スペシャル・シャンパンゴールド”というイルミネーションカラーが特徴だ。

ちなみに、「GILC」（Ginza International Luxury Committee）とは、銀座通りと晴海通りにショップを構えるラグジュアリーブランドが協力し、“国際的で文化性の高い銀座”を世界に向けて発信してゆくことを目的として2002年に設立された組織。

現在、「Bulgari」「Burberry」「Cartier」「Chanel」「Dunhill」「Giorgio Armani」「Gucci」「Harry Winston」「Hermès」「Louis Vuitton」「Montblanc」「Salvatore Ferragamo」「Tiffany & Co.」「Van Cleef & Arpels」の14社（ABC順）がメンバーとなっている。

なお、イルミネーション期間中、GILC各ブランド店舗および趣旨賛同店舗には募金箱を設置。

集まった募金は、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の「東日本大震災子ども支援募金」に寄付されるとのこと。

“ラグジュアリー”の概念は、洋服や宝飾品のみならず、心にもあてはまるのだろう。

年末年始に銀座を回遊する際には、被災地復興への想いも胸に抱いて欲しい。

Text by Takafumi Hojoh