「G-STAR RAW」伝説の立体裁断モデル“ELWOOD”の「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS」コラボが発売中!
「G-STAR」がパイオニアとして開発した3Dコンストラクション(立体裁断)デニム、「G-Star Elwood」が誕生してから17年。
世界のデニム市場において、いわゆる“バイカーズデニム”なる名称に市民権を付与することに貢献し、今の「ジースター」の地位を確固たるものにした名作モデル「Elwood」(エルウッド)が、(インラインモデルとしては毎シーズン数型の展開があるが)こだわり際立つコラボレーションモデルとしても今春夏ラインナップ。
「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS」(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ)各店と「G-STAR RAW Store」一部店舗限定で、スペシャルコラボ「G-Star Elwood Limited Edition / G-Star Raw x BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS」が発売中だ。
本コラボは、2011年に同じく「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS」と「G-Star RAW」とコラボしたモデルのリファインバージョン。
前モデルと比較して、腰回りがやや大きめにリサイズされ、より一層のテイパード感が強調されたシルエットに。
レングスも、インラインモデルには登場しないクロップド丈のニューパターンを採用した特別仕様とのこと。
前回よりも若干、光沢感のあるRAWデニムにアップデートされた、「G-STAR RAW」が最も得意とするRAWデニム。
ダメージ部分に裏地補強を施すなど、「G-STAR RAW」ならではのこだわりのある加工が見事なライトウォッシュ。
デニムと遜色ないヴィンテージライクな風合いと色合いが魅力の、ストレッチツイル素材のベージュとブラック。
これら、1型4カラーのリリースだ。
そもそも“ELWOOD”(エルウッド)とは、3Dコンストラクション(立体裁断)デニムとして、「G-STAR RAW」(ジースター ロウ)から1996年に初めてリリースされたモデル名。
“ヒップから太ももにかけての程よいアンチフィット感がパフォーマンスを向上させつつ足首はシャープに収まる”という、斬新な立体裁断が話題だった。
このエポックメイキングな立体裁断デニムが誕生したキッカケも非常にムネアツなもの。
「G-STAR RAW」のチーフデザイナーであるピエール・モリセット氏が、南フランスのアトリエ近くのカフェで、バイカーが着用していた5ポケットデニムに感銘を受けたことによる。
雨天の為、そのバイカーは旅の途中に小休止していたのだった。
モリセット氏が注目したそのデニムは、“長時間座り続けたことで膝は伸び、大きく突起し、膝の後ろには深いシワが刻み込まれるほどに異常に変形”していたのだという。
そして、雨で濡れたインディゴの風合いは、さらに濃く深く。
この立体的で美しいデニムにインスピレーションを受けたモリセット氏は、デニム生地でモトクロスパンツを作る決意を固め、立体裁断デニム「G-STAR ELWOOD」が1996年に誕生したのだった。
実は、最初の「ELWOOD」が“RAW DENIM”(生デニム)で登場した1996年当時、世間ではウォッシュ加工が施された5ポケットジーンズが主流で、「ELWOOD」は一部のデニムマニアの目には留まったもののすぐに人気が出た訳ではなかったらしい。
だが、「ELWOOD」のデザインに強い自信を持っていた「G-STAR RAW」は、その後もコレクションで発表し続け、今やブランドを代表するデニムとして世界中で1300万本を超えるロングセラーを誇るに至る。
ということで、1989年にオランダ・アムステルダムで設立された「G-Star」のプライドが詰まった「Elwood」。
「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS」とのコラボで再リバイバルした「G-Star Elwood Limited Edition」を見逃すな!
発売日:2013年1月31日(木)/型数:1型4カラー/販売店舗:「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS」(原宿メンズストア、渋谷公園通り店、新宿メンズストア、心斎橋店、梅田店、福岡店、札幌店)、「ユナイテッドアローズ」(新宿店、池袋店、横浜店、立川店、名古屋店、仙台店)、「G-Star Raw(R) Store」(Osaka、Tokyo Omotesando Hils、Nagoya Sakae、Osaka Namba Parks、Nagoya Mozo Wonder City、Kyoto)で限定販売/問い合せ:ジースター インターナショナル(TEL:03-5765-3301 / 代表)
G-STAR: http://www.g-star.com/ja/
Text by Takafumi Hojoh