資生堂ビューティートップスペシャリストの原田忠（はらだただし）さんが初めて手掛けられた書籍『一流の男のボディケア』が発売中。

本書において、原田さんは「一流の男は、内面の美質を表現できる人」と定義。

「男性の内面の魅力を、外見を磨くことによって表に出す」という原田流の「男の美学」を語り、これを実践するべく、日常からできるスキンケア、ヘアケアのノウハウをわかりやすく解説している。

原田さんは、2012年、全国約12,000人の美容分野社員のなかで、美容技術において頂点を極めたポストである「資生堂ビューティートップスペシャリスト」（注1）に就任し、現在は資生堂ビューティークリエーション研究センター（注2）に所属。

資生堂の男性化粧品ブランド「uno」をはじめとした商品開発から、宣伝広告、CMのヘア＆メーキャップなどを手がけるほか、NY、パリ、東京の各コレクションで、資生堂が技術協力するブランドのヘアチーフも務めているのだ。

2012年には、顕著な創作活動を展開した美容技術者を表彰する「第23回 ジャパン ヘアドレッシング アワーズ」（JHA）で、自身2度目となるグランプリを受賞している。

ちなみに、原田さんは航空管制官として航空自衛隊に入隊し3年間空の仕事に従事した後、2000年に資生堂へ入社という異色の経歴の持ち主。

ファッションショーやCM撮影などを通じ著名人との親交も深く、原田さんに多大な信頼を寄せるギタリストの布袋寅泰（ほていともやす）さんからは、出版にあたり以下の推薦メッセージをいただいているとのこと。

「身だしなみこそ最大の武器。ダンディズムの極意、ここにあり！」

資生堂ビューティートップスペシャリストの原田忠さん初の書籍『一流の男のボディケア』は、男の美学を実践するための指南書であるだけでなく、原田さんから世のすべての男性にむけた熱いエールだ。

Text by Takafumi Hojoh