“光と影”を映像で表現!「ジョン ローレンス サリバン」2014年春夏コレクションのランウェイムービーが熱い!
今年6月にパリで開催された「ジョン ローレンス サリバン」2014年春夏コレクションのランウェイムービーが、同ブランドの公式サイト( http://www.john-lawrence-sullivan.com/ )にアップされている。
今春夏のテーマである“光と影”を映像で表現したこのムービーは、東京とパリにスタジオを持つクリエイティブ・ブランディングスタジオ「EROTYKA TOKYO PARIS」が手掛けたもの。
YouTubeで共有することはできないスペシャルなムービーなので、ぜひ、「ジョン ローレンス サリバン」の公式サイトで視聴してみて欲しい。
今春夏の「ジョン ローレンス サリバン」は、光の空間を巧に操る現代美術家のジェームズ・タレル氏、ミニマルアートを代表するドナルド・ジャッド氏、建築家の安藤忠雄氏の3人のクリエイターが着想源とのこと。
彼らの作品に象徴的な色彩である、赤、青、緑をコレクションのキーカラーとして使用し、アーティフィシャルな正方形と長方形を組み合わせ、素材や小物に至るまですべて四角形のモチーフで構成している。
そしてそれらのエッセンスを、「EROTYKA TOKYO PARIS」が、3分割された画面で動的・視覚的に表現。
ランウェイミュージックとともに視聴すると、その醍醐味もさらにアップすることだろう。
ちなみに、コレクションルックで目立ったデザインは、光が差し込むイメージで作られた透け感のあるアイテムや、四角いパンチング、光沢感のある素材とマットな素材の掛け合わせなど。
立体感の表現を細部までこだわっており、シルエットはコクーンや、ボックスシルエットに比翼仕立てとミニマルに仕立て上げ、素材感が一層引き立つように計算されている。
モザイク模様のようなオリジナルテキスタイルはステンドグラスをイメージし、ブロックチェックはコットンにシルクオーガンジーを重ねて織り上げたものやサマーウールにウレタンコーティング加工を施したもの、シルクジャカードなど、素材のバリエーションも豊かだ。
「EROTYKA TOKYO PARIS」が発行するファッションアートマガジン「THE REALITY SHOW MAGAZINE」( http://www.therealityshowmagazine.com/ )も今のうちにチェックしておこう。
とにもかくにも、来年のお正月以降に発売される、「ジョン ローレンス サリバン」2014年春夏コレクションが待ち遠しい。
Text by Takafumi Hojoh