神宮前のショップ「ポール・スミス スペース」の3階に併設されている「ポール・スミス スペース ギャラリー」で、原宿の老舗雑貨店「文化屋雑貨店」とコラボした期間限定店「Bunkaya meets Paul Smith」が開店中。

期間は、9月23日（月祝）まで。

商品は、ポーチ、ペンケース、クラッチバッグ、ノート、軍手、ポット、カップ、縦型がま口、ポケットティッシュ入れ、自転車のチェーンロック、クリップボード、ブローチ、腕時計の形をしたブレスレット、イヤリングなど。

ポール氏が撮影した写真を文化屋雑貨店がトリミングやコラージュするなどして加工した約60品目の“雑貨”たちだ。

すべて、東京・神宮前のポール・スミス スペースと英国・ロンドンのPaul Smith Park Streetのみでの取り扱いとなっている（写真は、ロンドンブリッジの13 パークストリートにあるPaul Smith Park Streetの模様）。

ちなみに、ポール氏と文化屋雑貨店との最初の出会いは、初めて東京を訪れた1980年代初頭までさかのぼる。

「紹介された友人の1人が文化屋雑貨店のオーナーでした。彼のショップに一歩入った瞬間、すべてのものに心を奪われてしまいました。

すべてがシックで整ったものにあふれた世の中で、彼のお店だけはキッチュで楽しくて、ファッション業界のほとんどの店が打ち出しているものとは真逆の世界観でした」と、ポール氏は当時を振り返る。

なお、8月24日（土）にはワークショップ「Bunkaya meets You」を開催。

文化屋雑貨店によるレクチャーのもと、軍手、ミニノート、コースターのいずれかを購入し、ポール氏撮影による写真を転写プリントすることで、自分だけのオリジナル雑貨を作ることができるとのこと。

今も年2回の来日のたびに文化屋雑貨店を訪れているというポール氏。

パリコレブランドと日本の老舗雑貨店との巡り合わせにワクワクだ！

「ロンドンブリッジの13 パークストリートにあるポール・スミス ショップでは一部雑貨を販売していますが、日本に滞在すると必ずこのお店のために文化屋で雑貨を買い付けするほど頻繁に通っています。そんなことから今回のコラボレーションはとても楽しみにしていました。

毎日私自身が撮りためている写真をバッグやバッジなどたくさんのアイテムにプリントして販売します。遊び心溢れ、手ごろで、ギフトにも最適なアイテムが揃います。ぜひ遊びにきてください」とポール氏。

Text by Takafumi Hojoh