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伊勢谷友介さん、NIGO(R)さんらが参加!9/8(日)までインスタントフィルム展「8shots by IMPOSSIBLE」開催

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今はデジタルカメラが市場の主流だが、若いメンズノンノ読者は、“ポラロイドカメラ”って、知ってる?

カメラ屋に現像に出して紙焼きすることなく撮ったその場で印画を排出できる自己現像式のインスタントカメラ(ポラロイドカメラ)が、1940年代から2008年まで正規販売されていたのだが、圧倒的なデジタル化の流れに押され、2008年に米国ポラロイド本社が倒産。

自己現像方式なので、もしポラロイドカメラ本体を持っていても、中身のフィルムがなければ写真にはできなくなったのだ。

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だが、生産中止となってしまったポラロイドフィルム(インスタントフィルム)の復活を目指し、有志とマニアが集まった世界的プロジェクト「THE IMPOSSIBLE PROJECT」( http://www.the-impossible-project.com/ )が2008年にオランダで発足。

オランダにある旧ポラロイド工場で、従来のポラロイド社のフィルムとはまったく別のインスタントフィルムとして復活を遂げつつあるのだ。

その「IMPOSSIBLE PROJECT」日本支社として、2010年に「IMPOSSIBLE TOKYO」( http://www.the-impossible-project.jp/gallery/index.html )が始動し、東京の中目黒でインスタントフィルム「IMPOSSIBLE FILM」を販売するなど地道に普及活動に専念している。

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その、「IMPOSSIBLE TOKYO」のWEBコンテンツが面白い。

ファッションデザイナーや建築家、写真家、造形アーティストなどのクリエイターに実際に「8枚入りのIMPOSSIBLE FILM」を使用しての撮影を依頼したヴィジュアルダイアリー「8shots by IMPOSSIBLE」( http://www.the-impossible-project.jp/gallery/8shots/archive.html )が、2012年3月からアップされているのだ。

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そして、この作品の中から、伊勢谷友介さん、Tetsu Nishiyama a.k.a TET BLITZさん、NIGO(R)さんの作品をピックアップ。

9月8日(日)までの期間中、「8shots by IMPOSSIBLE Exhibition」として、中目黒の「IMPOSSIBLE TOKYO SPACE」(目黒区青葉台1-20-5 OAK BLD 2階)で展示されているのだ。

会場には一部アーティストにより、デジタル画像をアナログフィルムに現像した作品約20点も置かれているとのこと。

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最後に、「IMPOSSIBLE TOKYO」の理念を、公式ホームページから抜粋。

“自然の力(光)を使って写真を写す”このニアイコールの世界はデジタルカメラのセンサーで写す写真と、本来どちらが本当なのか?

僕らに答えはわからないけど。

アナログフィルムが今まで残してきたモノや人は、とてつもなく偉大に思え
この文化が後の世界に生きる人から人へ忘れられずに伝わっていく事は
とても大事な事だと思っています。

IMPOSSIBLE TOKYO:「8shots by IMPOSSIBLE Exhibition」
会期:2013年8月9日(金)~9月8日(日)/会場:IMPOSSIBLE PROJECT SPACE(目黒区青葉台1-20-5 OAK BLD 2階/TEL:03-5459-5093/定休日:月曜/OPEN:火木日12時~18時、水金土12時~20時)
IMPOSSIBLE TOKYOhttp://www.the-impossible-project.jp/gallery/index.html

Text by Takafumi Hojoh

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