今秋冬から「ディーゼル」の新しいアーティスティック・ディレクターに就任したニコラ・フォルミケッティ氏による新プロジェクト「#DIESELREBOOT」がスタート。

ちなみに、“REBOOT”（リブート）とは、“再起動”の意味だ。

こちらが「#DIESELREBOOT」ローンチムービーなう。

モノクロームのニコラ氏がリアルに独唱している様は、「ディーゼル」公式サイトの「#DIESELREBOOT」にもリンクされている。

そして、こちらが、“ミッション1”の動画なう。

ニコラ氏が先導するプロジェクト「#DIESELREBOOT」は、文章・画像・動画の共有SNS「Tumblr」（タンブラー）で拡散（ http://dieselreboot.tumblr.com/tagged/destruction ）されていくとのこと。

今後もユニークな“ミッション”を「ディーゼル」っぽくファッション斬りしていくのだろう。

そしてこのアートワークは、「＃DIESELREBOOT」タンブラーに投稿された作品の中からニコラ本人がセレクトし、NYの大衆紙「ニューヨークタイムズ」（2013年7月11日付け）に掲載されたもの。

ニコラ氏のメッセージ入りで、NYの青少年を鼓舞している。

続いて、ニューヨークタイムズを掲げた「ディーゼル」創設者のレンツォ・ロッソ氏（左）とニコラ氏とのツーショット。

「ディーゼル」公式FACEBOOKから共有させていただいた。

「ソーシャルメディアが普及する以前は、夢を叶えたり、世界中の人に注目してもらうことが難しかったが、今はまったく違う。成功のための道は長くないし、才能を発掘してもらうのを待たなくていい。自分自身が、すぐにヒーローになれるし、メッセージを伝播させることだってできる。君は、『＃DIESELREBOOT』を使って、何をする？」と、ニコラ氏。

今すぐアクセスして、再起動した「ディーゼル」を共有しよう。

加えて、上掲動画も、ニコラ・フォルミケッティ氏がアーティスティック・ディレクターとして手掛けたもの。

毎シーズンのキラーアイテムである「ジョグ・ジーンズ」の今秋冬最新ムービーが、公式サイトにアップされている。

“動きやすさ・着心地・スタイル”にフォーカスし、デジタル技術とファッションが共存したエネルギッシュなムービーだが、サウンドトラックは注目の女性ラッパーであるアジーリア・バンクスさんの新曲「ATM Jam」を採用したとのこと。

音楽もイイネ!!

このムービーには数々の著名ダンサーが起用されており、激しい動きで人体のシェイプとフォルムの限界に挑むようなダンスを通じ、思いのままに動けるデニムとして、「ジョグ・ジーンズ」の柔軟性を表現している。

ちなみに、織りと編みを組み合わせた「ジョグ・ジーンズ」のファブリックは、ジャージー素材のように360度の伸縮性を実現しつつ、表はデニムのように見え、裏面はスウェットのようなテクスチャーという仕上がり。

また、耐久性や形をキープする力にも優れており、軽さ、柔らかさ、心地よさなどのフィット感の完成度とともに、サイドステッチ、コインポケット、ユーズド感など、デニムならではのデザインも再現されているのだ。

「ディーゼル」の新しいアーティスティック・ディレクターに就任したニコラ・フォルミケッティ氏の感性を、まずはムービーでチェックしよう。

Text by Takafumi Hojoh