復刻Tも販売!アンダーカバーのアーカイブグラフィック展
高橋盾が手掛ける「アンダーカバー」は、来年の2015年でブランド設立25周年。
この節目に、1990年から2014年に生産されたTシャツのグラフィックにフォーカスした展覧会「HISTORY OF UNDERCOVER T GRAPHICS」が、パルコミュージアムで開催される。
期間は、9月6日(土)から9月23日(火祝)まで。
この展覧会では、高橋盾のカリスマ性とともにカルト的な人気を博した「アンダーカバー」のマスターピースの数々が、貴重なヴィンテージTそのもののほか、原画やアート作品で展示。
また、会場限定で復刻版Tシャツが販売されるほか、展覧会未発表のグラフィックを加え総数300点を集めた作品集“TGRAPHICS”が販売されるとのこと。
「アンダーカバー」のブランドスタートは1990年。
群馬県桐生市出身の高橋盾(1969年9月21日生)が、文化服装学院アパレルデザイン科在学中、一之瀬弘法らと手刷りのプリントTシャツを手売りし始めたことがきっかけだった。
いわゆる“裏原宿”の寵児と呼ばれた高橋盾のカリスマ性とともに爆発的人気を博した「アンダーカバー」は、その後パリコレに進出(2003年春夏より)し、「ユニクロ」とのコラボ「UU」(2012年3月~8月))や「ナイキ」とのコラボ「GYAKUSOU」(2010年10月~)での協業など、世界的に認知されるに至る。
毎シーズン欠かすことなく登場している「アンダーカバー」のプリントTシャツは、ブランドのエントランスアイテムとして、そしてブランドフィロソフィーを打ち出す意味でも重要なものなのだ。
この展覧会「HISTORY OF UNDERCOVER T GRAPHICS」。
裏原宿世代から現代のクリーン男子まで、感極まることまちがいなしだ。
会期:2014年9月6日(土)~9月23日(火祝)/開場:10時~21時(最終入場は閉場の30分前まで/最終日18時閉場)/会場:パルコミュージアム(渋谷パルコ パート1・3F/住所:東京都渋谷区宇田川町15-1/TEL:03-3477-5873)/入場料:一般500円・学生400円・小学生以下無料/主催:パルコ/企画制作:パルコ、亜洲中西屋
Text by Takafumi Hojoh