2015.09.16

「Dior Homme（ディオール オム）」クリエイティブ ディレクターのクリス・ヴァン・アッシュと、フォトグラファーのウィリー・ヴァンデルペールによるフィルム・プロジェクトの新作「PARIS XVIE」が公開された。

アメリカの俳優、ボイド・ホルブルックを主演に迎えた1分16秒のストーリーから、2015-16ウィンターコレクションの世界観を表現する。

この映像で描かれているのは、ホルブルック演じるパリに住むアメリカ人（＝パリジャン）の一日。

「彼はパリの街を歩き、それぞれの場所の記憶として花を拾い集めるアメリカ人を演じます。最後には、かつてジーン・ケリーが演じたアメリカのヒット映画へのオマージュを思わせるでしょう」と、ウィリー・ヴァンデルペール。おそらくジーン・ケリーの代表作『巴里のアメリカ人』（1951年）のことであろうラストの演出は、上掲の動画で確認を！

コンダクター（指揮者）のテールコートをはじめとする華やかなブラックタイスタイルに、足元はスニーカー。フォーマルなモーニングにはピンズをいくつも飾ったキャップやタイを合わせるなど、秋冬コレクションにみる“破壊的なエレガンス”は、どんな物語を生んだのか。

劇中の着用ルックは、すべて日本展開あり。気になるアイテムがあればショップに足を運んでみよう。