雑誌×テクノロジーを推進!「THE FASHION HACK TOKYO」開催報告
メンズノンノウェブでも「#坂口健太郎に質問」キャンペーンにて協賛した、“ハッカソン”イベントの模様を報告する。いつもはライバル関係にある出版4社がタッグを組み、ファッション×雑誌×デジタルの未来を見据えた!
8月29~30日、ハースト婦人画報社が、講談社、集英社、小学館の各社デジタル部門に声を掛け、初の出版4社共同によるITバトル「ハッカソン」が実現。
グーグル本社で行なわれた本イベントでは、4社が発行するファッション誌の電子版データを2日間限定で公開。ネットサービス各社が提供するAPIやデバイスと組み合わせ、雑誌の未来を紡ぐ“動くプロトタイプ”の開発を、即席の8チームが競い合った。
ハッカソン前日には、虎ノ門ヒルズの「アンダーズ 東京」でプレ・パーティ&アイデアソンを開催。ITジャーナリスト林信行さんとモデル鈴木えみさんとのトークセッションのなか、絶景と旬の食材を満喫。
参加者は、読者代表、アパレル関係者、プランナー、デザイナー、エンジニアなど47名。初日の“アイデアソン”で勝ち残った企画に志望者が集うかたちでチームを結成し、革新的なソフトの開発に向けて、ファッション誌を文字通り“Hack”(斬り拓く)した。
審査発表会は、2日目に実施。鈴木えみさん、奈良裕也さん(ヘア&メイクアップアーティスト)、渡邉康太郎さん(takramクリエイティブディレクター/デザインエンジニア)、小池百合子さん(衆議院議員)が審査員を、イヴ・ブゴン=ハースト婦人画報社CEOが審査委員長を務め、各チームの個性あふれるプレゼン、試作のタッチ&トライの後、厳正な審査に臨んだ。