2018.06.27

メンズノンノモデルとしてデビューから３年、宮沢氷魚が初の主演俳優を務める単発ドラマ『Ｒ134／湘南の約束』が放映となる。

取材をした日の撮影地は神奈川県の葉山町、有名な一色海岸。タイトルの“R134”は国道134号のこと。様々なヒットソングやカルチャーの源泉ともなったこの国道に沿って、ロードムービー風に描かれる心温まる物語が本作だ。

野球のグローブを手に監督と演技を打ち合わせている宮沢。

車椅子の青年とキャッチボールをするシーン。大の野球少年だった宮沢だけに、リハーサルではイチローばりの背面キャッチを披露した！

 
10年前のある事件がきっかけで故郷の葉山町を離れていた主人公“須和洸太”は、ある老婦人との出会いから、避け続けていた郷里の地へと向かうことになる──。

宮沢氷魚：「湘南の魅力が詰まったドラマになっています。実は母の地元が神奈川なので、葉山や江ノ島には小さい頃からよく遊びに来ていました！」

共演する子役との触れ合いに、こんな笑顔も。

宮沢：「作品のテーマは“大切な人との約束”。完成披露試写会でも話したのですが、僕にとってのそんな約束は昔、父と交わした『強く優しい人でいる』なんです』

宮沢：「“洸太”はどこかやる気がなかったりして、人から嫌われそうな青年。何度も台本を読み、彼の考え方や性格が変わっていく心の動きを意識して演じました。ぜひ観てください！」

Photos by Takahiro Michinaka
Text by Takafumi Hojoh