玉森裕太、映画化は不可能とされてきた超絶ミステリーの主演に挑む!
目覚めるたび、二つの世界が入れ替わる──謎解きミステリー映画『パラレルワールド・ラブストーリー』が紡ぐ“並行世界”を、主演の玉森裕太さん(Kis-My-Ft2)と親友役の染谷将太さんが発売中のメンズノンノの誌面ではファッションストーリーで表現している。
いよいよ5/31、全国公開となる本作の魅力をあらためて解説。原作は「映像化は不可能」と言われてきた東野圭吾のベストセラー小説だ。
ある日突然、崇史(玉森裕太)が迷い込んでしまった二つの世界。一つの世界では、愛する麻由子(吉岡里帆)と自分は恋人同士。しかしもう一つの世界では、麻由子は親友の智彦(染谷将太)の恋人。混乱しながらも崇史は、二つの世界をつなぐ謎の暗号をたどって真実に迫ろうとするが…。
ストーリーの開始後すぐさま、不可思議な世界へと誘われる。真由子は崇史の恋人? それとも智彦の恋人? 観客は、観ているどちらが本当の世界なのか、崇史の眼を通して脳内をフル回転させることになるだろう。そして、スクリーンの中に迷い込んで脱け出せなくなるような感覚に陥ることに。自分という存在がある場所がわからない──その恐怖が劇場内に伝播して生まれる、奇妙な緊張感。
めまぐるしく展開する映像から、一秒たりとも目を離してはいけない。友情と愛情がパズルのように絡み合う男女3人のミステリアスな物語は108分後に予想もできない驚愕の結末へ…。観終わった後、すぐに誰かに語りたくなる衝動に駆られる!
本作で主人公・崇史を演じる玉森裕太さんは、4年ぶりの映画主演。
「毎日が挑戦。役に没頭して自分を追い込み、撮影がない日もずっと崇史を意識してました」
と語るように、並々ならぬ意気込みで作品に挑戦したとのこと。数々の映画やドラマでその演技力が際立つ吉岡里帆さんと染谷将太さんが脇を固め、珠玉のエンターテインメント作に仕上がっている。
Ⓒ2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 Ⓒ東野圭吾/講談社
Text:Hisamoto Chikaraishi