2019.06.27

ファッションブランド「LOEWE（ロエベ）」のクリエイティブ・ディレクターにジョナサン・アンダーソンが就任してスタートした「ロエベ クラフト プライズ」は、現代アートに詳しい同氏と、1988年に設立されたロエベ財団が新たな才能の発掘とクラフトマンシップ、芸術の支援のために行っているコンペティション。最終審査に残った29作品に過去最多10人もの日本人が選出されていることも話題になっていた、第３回の大賞が発表された。

100か国以上から応募があったという2500超もの作品から選ばれたグランプリは、日本人アーティスト石塚源太さんの手による漆塗りのオブジェ「Surface Tactility #11」！

授賞式は東京で開催されジョナサン・アンダーソン氏が来日、ゲストには女優・鈴木京香さんが登場してファイナリストたちを称えた。

 

大賞を含む29作品は7/22まで一般公開され、毎週土曜にはゲストを招いたトークセッションも催されるとのこと。ロエベが謳うファッションとアートの邂逅を、その目で確かめよう。

Text by Takafumi Hojoh