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ポール・スミス氏が映画のクリエイティブサポート!5/13まで丸の内店で映画『裏切りのサーカス』写真展

映画『裏切りのサーカス』(原題:Tinker Tailor Soldier Spy)予告編

英国出身のスパイ小説の大家、ジョン・ル・カレ(John le Carré/1931年10月19日生)作の最高傑作「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」(原題:Tinker Tailor Soldier Spy)が遂に映画化。

この映画『裏切りのサーカス』(原題:Tinker Tailor Soldier Spy)に、ポール・スミス氏が映画のクリエイティブ面での協力を行なった。

映画『裏切りのサーカス』(原題:Tinker Tailor Soldier Spy)より

キッカケは、トーマス・アルフレッドソン監督からの直々の依頼によるもの。トーマス監督との幾度にも渡るミーティングの中で、ポール氏がこの映画に関しての重要なムードやカラー、スチル(フィルム)カメラマンとしての視点等をアドバイスしたのだとか。

また、映画の公開にあわせ、4月14日(土)~5月13日(日)までの期間中、ポール・スミス丸の内店2階のギャラリースペースで、主演のゲイリー・オールドマンとフォトグラファー、ジャック・イングリッシュが映画の撮影中にスチルカメラで撮影した写真を展示。

映画の撮影の合間にセットで撮られたモノクロ写真の中では、名優コリン・ファース、トム・ハーディ、ジョン・ハートらの映画の中の役とはまた違った一面を見ることができる。

名優ゲイリー・オールドマンの、フォトグラファーとしてのセンスにも脱帽だ。

映画『裏切りのサーカス』(原題:Tinker Tailor Soldier Spy)より

ポール氏は、この映画『裏切りのサーカス』へのクリエイティブサポートについてこう述べている。

「トーマスの新作『裏切りのサーカス』への協力を依頼されたことを光栄に思います。前作の『ぼくのエリ200歳の少女』は素晴らしい作品で数々の賞も受賞しました。トーマスからのブリーフィングはとても簡単なもので、私の考え方を尊重してくれました。聞くと、きっかけはストックホルムで私が行なった講演会に彼が出席して私の物事に対する視点を面白いと感じてくれた事のようでした。

その後、台本を読み、映画をとりまくムード、色、撮影方法等色々なことへ思いを巡らせました。いままでこのようなことは行ったことがなかったので、果たして自分が正しいことをしているのか全くわかりませんでした。しかし、トーマスが私のプレゼンテーションに満足してくれたことを非常に嬉しく思います。」

映画『裏切りのサーカス』(原題:Tinker Tailor Soldier Spy)より

なお、本作品は、ゲイリー・オールドマンの主演男優賞を含め本年度アカデミー賞3部門、英国アカデミー賞(BAFTA)では11部門ノミネート他、世界の映画賞で10部門受賞56ノミネートを果たしています(2月13日現在)。

日本公開は2012年4月21日よりTOHOシネマズシャンテ他全国順次公開。

「ポール・スミス」のスーツでビシッとキメて、劇場に足を運びたい。

映画『裏切りのサーカス』写真展
会期:2012年4月14日(土)~5月13日(日)/11:00~20:00/不定休/場所:ポール・スミス 丸の内店(住所:東京都千代田区丸の内3-3-1/TEL:03-3240-0223/MAP: https://archive.mensnonno.jp/map/map.php?m=4977

Text by Takafumi Hojoh

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