衣装合わせから数週間後。
都内某所でドラマ『FLASHBACK(フラッシュバック)』のカメラテストが行われるとの情報をキャッチ!
カメラテストとは、クランクインする前に、俳優さんがカメラでどう映るのかをチェックしたり、撮影方法を決めるために、実際に本番で使うカメラを使って撮影する映像の予行演習みたいなもの。
通常のドラマ撮影で行うことは稀で、今回は俳優デビューする成田のために、特別に行ってくれたのです。
中に入ると、スタッフの方々とカメラが複数スタンバイ。
そして成田は……部屋の一番奥にいた!
思わず「おーい、成田!」と声を掛けようかと思ったら、誰かの話を真剣に聞いてるみたい。
相手はヤング・ポール監督!
成田が演じる加々美稜真という陰のある男をどう肉付けしていくのか、動きの1つ1つに細かな指示が入ります。
監督:「まずは僕の動きをマネしてみて」
成田凌:「はい!」
普段、何気なくやっている腕組みさえも、成田凌ではなく加々美稜真になり切らねばならないんですねぇ。
続いて椅子に座るシーン。
初めてとは思えない、落ち着き払った成田凌。
まるで大物の風格……とまではいかないか(笑)。
そしてジャケットを羽織る動きにもトライ。
腕の動かし方で顔が見えなくなることもあるので、カメラ位置と成田の動きのハマりがいい場所を探します。
勘のいい成田はすぐにベストポジションを発見。
メンズノンノで磨いたポージングのスキルが役に立ったのか(笑)。
こうしてカメラテストはスムーズに進行。
最後に成田とカメラの適正距離を計測し、あっという間に終わってしまいました。
カメラテストを終えた成田に台本を見せてもらった。
成田凌:「台本は毎日読んでます。繰り返し読むことで、繊細なところに気付いていけるので。でもその反面、考え過ぎてわからなくなることもあるんですけどね(笑)」
またしても、何だか顔つきが凛々しくなってきたような……。
カメラテストの手応えがあったのかな?
成田凌:「手応えというか単純に楽しくて仕方ないんですよね。まばたきするにも意味を持ってしまう世界だからすごく気を遣うけど、自分がやりたかったことはこれだったんだなぁと改めて感じることができました」
台本を開いてみると、当たり前だけど成田凌の名前が最初に書かれている!
成田、スゴいところまできたんだね……(涙)。
と、感動している場合ではないのだ!
W主演の高梨臨さんは朝ドラ『花子とアン』で注目を浴びた若手実力派女優だし、共演者には津川雅彦さんや豊原功補さんなどの錚々たる顔ぶれが揃っているんだった。
成田、プレッシャーはないの?
成田凌:「ないと言えば嘘になるけど、みなさんに全力でぶつかっていって、色んなことを学べたらいいなと思ってます!」
なんと前向きな発言! もう眩しくて成田を直視できないかも(笑)。
成田凌:「カメラテストをしたことで、さらに気合いが入りました! 今はクランクインが待ち遠しくて仕方ないんです」
役者として著しい成長を遂げる成田凌。
クランクインはもう目前に迫っている!!
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Text by Misato Kikuchi
Photos by Yuri Eitai