衣装合わせ、カメラテストが順調に終わり、ついに『FLASHBACK(フラッシュバック)』がクランクイン!
俳優として、本当の意味でのスタートを切った成田。
その勇姿を確認すべく、撮影現場に急行!!!
ちなみに、クランクインとはドラマや映画の撮影開始のこと。
この日は、誰もが一度は耳にしたことがある超有名な博物館を貸し切っての撮影。
たくさんのスタッフの方々がいることに驚きつつ、彼らの視線の先に成田を発見!
カメラを回す前に、成田自身の動き方やセリフの言い回し、さらに他の俳優さんとの立ち位置など、入念に確認している模様。
映像にすると数秒にしかならない場面でも、こうして何十倍もの時間をかけて撮影されているのですね。
ちょっと演技中の成田に寄ってみよう。
これは第一話の中でも重要なシーンの1つ。
成田が話している相手は……。
豊原功補(とよはらこうすけ)さんだ!
豊原さんは、成田が演じる加々美稜真が所属するHIDE(秘匿事件課)の刑事で、稜真の兄貴的な存在でもある古澤尊史という役柄。
2人の息はピッタリで、順調に撮影が進んでいきます。
おっと、ここで成田は一旦休憩?
と思ったら、他の俳優さんの演技を食い入るように見つめている。
自分の出番が終わっても、ずっと現場に留まる成田。
そして再び成田の登場シーンの撮影へ。
手に持ったマグライトで、お面が入ったケースを割るみたい。
ヤング・ポール監督自ら、成田への演技指導を行います。
監督:「腕を振り下ろす角度はこんな感じ」
成田凌:「はい!」
打ち合わせが終わり、撮影開始。
先ほどのお面へ向かって、成田が猛ダッシュ。
お面を見つけ、振りかぶった!!!
そして粉々に割れたケースの残骸とお面を見つめる成田の表情を、至近距離で構えたカメラがしっかり押さえます!
血まみれの手を見つめ、立ち尽くす成田……。
まさかの流血!? 大丈夫!?
と思ったら、メイクさんが成田の手に血糊をタラリ。
なーんだ、ひと安心(笑)。
成田の迫真の演技に騙されるところだった!
撮影が一段落して、血糊をまじまじと見つめる成田。
おっと、話を聞くのは今しかない!
おーい、成田! 俳優として順調な滑り出しをしているみたいだけど、どう?
成田凌:「すごく面白いですよ。ずっと役者に憧れていたけれど、リアルな世界は想像できていなかったから吸収することだらけです。日々、自分が変わっていっている気がするし、今は目の前のことをがむしゃらにやっていくだけです!」
控えめだけど、1つ1つ言葉を選びながら語る成田。
クランクインして数日しか経っていないというのに、もうすっかり俳優の顔になっていた。
最後にオマケ。
撮影の合間に博物館の展示を見つめる成田をどうぞ(笑)。
http://www.fujitv.co.jp/otn/b_hp/914200234.html
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Text by Misato Kikuchi
Photos by Akira Onda