基本性格
どんな手段でも
欲しいものを必ず手に入れる人
桓騎は、かつては野盗の頭目として非道の限りをつくしてきた、異色の経歴をもつ将軍。でも、その正攻法ではない発想と技で勝利をもぎとってくる。そんな桓騎タイプのキミは、エネルギッシュで怖いもの知らず。欲しいものは、どんな手段でも手に入れる野心家だ。胃宿の「胃」は文字どおり消化器官。食べたものは消えてなくなるため、欲望が果てしなく強く、生半可なことでは満足できない。また桓騎の戦い方は残虐で冷酷だが、キミも自分の行く手をじゃまする人間には容赦ない。また人を頼らない代わりに、人にも与えないシビアさもあり、荒っぽい印象も与える。だが、どんなときも自信満々なハートの強さと迷いのない言動には自分なりの美意識もあり、それが独特の人間味と魅力となっている。
桓騎タイプってこんな人
反逆軍のリーダー
胃宿のパワーの源の”怒り” を個人的に小さなところで爆発させれば、怒りっぽい怖いヤツで終わるが、大きなもの、世の中の理不尽に向けると、世間に一石を投じ、多くの人を救う存在となる。桓騎の軍団にも元野盗が多いが、ピカイチの実行力と統率力、不思議な人間味で人を集めれば、いつの間にか挑戦的で個性的な仲間のリーダーとして一国一城の主となって君臨する。
意外に秘密主義。本音は見えにくい
押しが強く、どんな相手にもひるまない胃宿だが、若いときにはそれなりに痛い経験もして、身につけた防御法は”隠す””表に見せない”こと。大事なこと、ヤバいことほど表には出さず、見えないところで動き、準備をするようになる。それが意表をついた戦術となって、勝利をもぎとってくることも多いが、身近な人にも本音が見えにくい、ミステリアスな存在となっていくことも。
欲しいものは力業で手に入れる
桓騎タイプの胃宿のパワーの源は、欲望と怒り。すいたお腹を満たさねば、何事も始まらないように、人のものを奪ったり押しのけてでも自分の欲望には忠実。そのため、行くところに波乱をもたらすことも多い。一見穏やかでも、心の中に怒りを抱きイライラしがちなのは、自己イメージの高さと向上心の強さゆえ。その怒りをおさめることが胃宿の底力と胆力を生む。
欲望の強さは似ているが
戦い方の違いで不利に
欲望の深さ、そして欲しいものをあらゆる手段で手に入れていく点では、房宿と胃宿はよく似ている。ただ違うのは、胃宿はいくら隠そうとしても、気性の激しさがどこかににじみ出てしまうのに対し、房宿はあくまでソフトな印象で好感度が高く、一見、謙虚。商人から相国にのし上がった呂不韋のような房宿の権謀術数に、胃宿もはまって心や大事なものを奪われるかも。