基本性格
理想と信念を胸に
困難に立ち向かう人
秦国の若き五千人将。戦災孤児から、鍛錬した武力と諦めない熱い思いを胸に数々の戦功をあげ、異例のスピードで昇進中。そんな信タイプのキミは自立心も闘争心も強く、自分の理想と信念を信じて困難な道を行く人。亢宿の「亢」は“立ち向かう”の意味があり、亢宿の人は波風のない生ぬるい場所より、激しい競争やギリギリのところの勝負をするようなシビアな環境に身を置いたときに、生き生きと個性を発揮する。亢宿は、その信念の強さでトップを狙える器だが、リーダーになるには力まかせの強行突破ばかりでなく、周囲とうまく交流する知性が必要。信が、王騎や麃公など先輩から貴重な教えを受け取っていくように、キミの未来も“負けず嫌い”の上に、何を加えていくかにかかっている。
信タイプってこんな人
普通の人とは感覚にズレあり
どんな窮地でもポジティブで明るかったり、ときには無謀とも思える行動に出たりする信に対して周囲は「バカなのか? わざとなのか?」と首をかしげるが、亢宿はわざとバカをするような回りくどいマネはしない。もともと亢宿の感覚、センスは一般的なものとズレていることも多いのだ。それも個性なので問題はないが、金銭感覚だけは少し注意。あまり世間とズレていると評判を下げる。
ライバルがいるほど強くなる
天性のファイターの亢宿だがひとりでコツコツする努力は苦手。無意識に心の中にライバル、反抗できる大きな存在、負けたくない相手などを想定して頑張る。その相手からは強い影響も受けるので誰を仮想敵にするか、何と戦うかの設定はとても重要。幼い信が同じ境遇の漂(ひょう)と懸命に剣の稽古をしたように、実際にライバルがいれば、共に切磋琢磨(せっさたくま)して実力を伸ばせるはずだ。
反骨精神の塊
自我が強く、自分で納得できないことに対してはとことん向き合い、ときには大きな相手にも平気でぶつかっていく亢宿。正義感が強く、自分なりに筋を通さずにはいられないからだが、「ノー」を言い続けるばかりでは、ただのわからず屋の困った人で終わる。何が自分にとっての「イエス」かを見つけ、それを求めて戦うことで亢宿の”反骨”は個性とパワーに変わる。
手の届かない所にいる
いつか戦ってみたいライバル
気になる相手とはガッツリとぶつかりたい亢宿にとって、手の届かない所にいるように思えたり、自分とは全然違う武器で挑んでくる昴宿は、苦手だけれど無視できない相手。信にとって、秦軍の総司令官という国の宝の“頭脳”であるうえに、実は大変な武力の持ち主である昌平君は、自分では決してコントロールできそうもない、いつか戦ってみたい憧れのようなライバル。