2017年度 メンズノンノモデルオーディションの参加エントリー締め切りまで、あとわずか。モデル業の“現場”を解説するスペシャル連載の最後は、撮影以外の仕事を総まとめ!
ファッションの情報や魅力を、雑誌の誌面にて伝えるのがモデルの本業。しかし昨今は“場”を共有するコミュニケーションも求められている時代だ。昨年は「メンズノンノフェス」を開催、専属モデルが総出演して1,000人の読者を前にショーやトークを繰り広げた。
街頭スナップ取材にメンズノンノモデルが稼働する機会もあり。「SNAP AWARD 2017」と題して全国8都市にモデルたちが出張した企画は、7/10発売号に掲載されます。
国内最大級のファッション&音楽イベント「ガールズアワード」では、2015年から“MEN’S NON-NOステージ”が開催されて好評を博している。代々木体育館を埋める3万人以上の大観衆の中、ランウェイをウォーキング!
人気ブランドとのコラボレーションイベント、多数。トークショーのほか、写真ではメンズノンノモデルが「ポール・スミス」の一日店員を務め、接客を行った。
「ルイ・ヴィトン」の展示会を訪れた、メンズノンノモデルたち。一年目の新人・鈴木 仁もブログに「ブランドの展示会やパーティに呼んでいただく体験が楽しく、勉強になります!」と書いている。おしゃれのセンスが磨かれることは間違いない。
コレクションショー出演は、ファッションモデルにとっては夢だ。栁 俊太郎は「ファセッタズム」の“パリコレ”に起用され、中田圭祐らは「ディオール オム」のインスタレーションに抜擢。“東コレ”でも髙橋義明をはじめメンズノンノモデルが続々とショーモデルデビュー。
また若林拓也のようにブランド新作のルック写真にキャスティングされることもある。
坂口健太郎、栁 俊太郎、成田 凌、山本涼介は言わずもがなとして、現メンズノンノモデルのほとんどが俳優業にも挑戦中。今年は清原 翔がドラマデビュー、新人モデルながら早くも映画やドラマに出演している鈴木 仁の例もめざましい。
服を着て写真に撮られる、いわゆる“モデル”の仕事だけにとどまらない「メンズノンノモデル」の世界。どんな将来を描くにせよ、様々な経験が必ずやキミの可能性を拡げるだろう。
大志を抱いて、ぜひオーディションにチャレンジしてほしい!
応募要項はこちら
Text by Shuna Kojo