※2019年の募集は終了しました。2020年はこちら
2019年度モデル募集の終了直前、集中連載の第1回。──ずばり、メンズノンノモデルになって、人生がどう変わった? 現役モデルへのスペシャルインタビューは、2016年の30周年記念オーディションでグランプリを獲得した中川大輔からスタート。
服に興味があったわけじゃなかった
僕は、ファッションに興味があって応募したわけではないんです。先日、卒業した髙橋義明さんが大学の先輩で、かっこいいなと思ったのがきっかけ。何かしたい気持ちはあったけれど表現する場所がなくて、実はモデル事務所を受けたりもしていましたが、結果が出ず。大学で建築を学んでいるので、メンズノンノモデルになれなかったらその道に進んでいたかもしれません。
自分のスタイルを確立したいと、もがいた
モデルになる前は、ただのガキでしたね(笑)。仕事をする中で尊敬できる大人の方々と関わるようになり、まわりが見えるようになりました。めちゃくちゃ大人になったと思いますよ!(笑) 先輩も同期の仲間も、みんな自分のスタイルを持っていてかっこいいんです。僕も自分自身のスタイルを確立しなきゃと気づかされて、もがきました。服っておもしろいんだ、ということにも気づきましたね。バックボーンや歴史が楽しいんです。「人からこう見られたい」ってイメージがあっても、知識がなければ選択肢が限られますよね。モデルをしながらいろいろな服のことを知って、己を表現するバリエーションが増えたと思います。
一番の変化は、普段の“生活”
あと変わったことは… バイトを辞めました(笑)。以前より時間の融通がきくようになり、アルバイトをしていた時間を大学の作品制作に当てています。撮影の経験や出会いが作品にも影響していると思いますね。毎日濃い時間を過ごせるようになりましたし、モデルになって一番の変化はそんな日常、生活そのものかもしれません。好きな漫画を描く時間も取れるようになって。まさかメンズノンノに載ったり、ウェブ連載までさせてもらえるとは思ってもみませんでしたけれど(笑)。アーティストでもある髙橋さんがメンズノンノのイベントでモニュメントを展示したり、守屋さんが最近はライター業も始められていたり、メンズノンノって自由というか、“モデル”の枠を超えてやりたいことを応援してくれるのがすごいなと思いますね。
憧れてもらえる存在になりたい
これからは、先輩たちのようにファッションや生き方に自分だけのスタイルを持ちたいですね。読者のみなさんに憧れてもらえるような存在になりたいと思っています。そして、もっと“メンズノンノモデル”の魅力を発信していきたいなと。モデルとしてだけでなく、漫画にも描いて(笑)。
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