メンズノンノモデルになって人生が変わった②「将来の選択肢が増えました」

※2019年の募集は終了しました。2020年はこちら

 

 


 

 

2019年度モデル募集の終了直前、集中連載。メンズノンノモデルになって人生がどう変わった? 現役モデルへのインタビュー第2回はメンズノンノモデル8年目、ベテランの域になった守屋光治に聞いた。

人生は、あまり変わりませんでした(笑)

 僕の人生は、モデルになってからも変わっていないと思いますね。考え方は年々アップグレードされていますけれど、芯はそのまま。周りからも言われます(笑)。強いて言うなら、ビビりになったかな…。モデルに合格した当時は今よりも現場が厳しくて、一年目はなかなか仕事をもらえず、勉強しました。

 誌面に出たい。だからモデルの本を読んだり、よっちゃん(髙橋義明)を真似していました。彼は何でも着られるし、動けるし、表情が豊か。撮影前にも服をよく見て研究しているんです。いちばん一緒に仕事をしたし、学ばせてもらいまいした。栁くんを真似ようとしたこともありますが、天才タイプなので無理だった(笑)。栁くんは天才だけど僕は違う。ならば頑張らないとって。そうしていたら使ってもらえるようになりましたね。

 モデルになって一番嬉しいのは、友人が増えたこと。モデル仲間とかクリエイターさんとか、この世界に入っていなかったら出会えなかった人と知り合うことができたのは大きい。メンズノンノは歴史のある雑誌で読者が多いから知名度も上がって、そのおかげで仕事をもらえることもあって。モデルになることで人生は変わらなかったかもしれない。でも、仕事をしていく中で自分の引き出しや選択肢が増えたと感じます。

食べていくためにどうすべきか

 もともと心配性なんです。何歳になったらあれをやって、これをやって、などと考えながら生活していて。これから社会がどうなっていくかなんてわからないし、モデル業はどこまで続けられるんだろうという気持ちがありました。食べていくためにどうしたらいいのかを考えていて、せっかくならば自分の好きなことである洋服に関わる仕事に携われたらいいなと思って。実は今年になってから、メンズノンノではライター業にも挑戦させてもらっているんです。僕は書くことが好きだし、洋服も好き。8年間モデルをやっているので、知識も普通の人よりは多いはず。しかもメンズノンノという信頼している場所で始められる。今やらないのはもったいないなって。これも、メンズノンノの専属モデルになったからこそ生まれた選択肢ですよね。

やりたいことがないのは、もったいない

 メンズノンノモデルになっていなかったら… 何をしていたかな? わからないです。友人の勧めで応募したので、自分ではこの道は思いつかなかったかも。やってよかったなと思っています。あのきっかけがなかったら、ライターを目指したり、海外でランウェイを歩かせてもらったりすることもなかった。

 今「夢がない」と思っている人は、もっと外の世界を見てみるのもいいんじゃないかな。そして自分の引き出しを増やしたほうがいい。日本って、豊かで何でもできる国でしょう。やりたいこともなく生きていくのはもったいないです。人生は一度きり。何事にも挑戦してみる価値はあると思います。今いるメンバーを押しのけてやる、くらいの気概を持っている志望者にも期待したいですね。

 メンズノンノの現場は、最初はうまくいかなくても努力をしていれば見てくれる人がいます。僕もどんな人が入ってくるのか楽しみに待っています!

第34回 メンズノンノモデル募集
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