メンズノンノモデルになって人生が変わった③「公務員だったかもしれない」

※2019年の募集は終了しました。2020年はこちら

 

 


 

 

2019年度のモデル募集がいよいよ締め切りを迎える。集中連載のラストは、今まさにめざましい活躍を見せている清原 翔に聞く──メンズノンノモデルになって、人生はどう変わった? 

華やかな生活とは無縁だった

 人生、変わったと思いますよ。日常生活に大きな変化があったわけではありませんけれど、華やかな世界とはまったく無縁なところで生きていたので。僕、モデルになるまでは人前で何かをできない人間だったんです。合唱コンクールですらダメだった(笑)。

 表舞台に立っているような人たちへの憧れはありました、でも挑戦できるとは思っていませんでしたね。ところが大学に通っていたら、学んでいることに興味がないと気づいてしまって…。学校は周囲の勧めで選んだからか、その分野に興味を持ちきれなかったんですよ。やりたいことは自分で探さないといけない、とあらためて気がつきました。人に言われて始めても納得はいかないんだなって。

メンズノンノへの応募が最初の挑戦

 将来へのビジョンがなかった僕と違い、周りにはやりたいことが決まっている人が多くて「やばいな」とは思っていました。ダメならダメで就職先を探せばいいし、チャレンジしないで終わるよりは、やってみたいと思えることを試してみよう。そう考えて、メンズノンノのモデルに応募しました。人生での挑戦、一発目でしたね。一発目で決まってよかった(笑)。

 始めのころは撮影に呼ばれず、「本当に受かったよな?」って(笑)。月に1〜2回あるかないかでした。当時はとにかく先輩たちの振る舞いを見て学んだり、「試着で構わないからいろいろな服を着てみて」とスタッフさんにアドバイスされて実践したり。服を見せるということにまだ慣れていなかったんだと思います。

“仕事”にすると決断して意識が変わった

 モデル業を続けている中、どこかへの就職という選択をせずにやっていこうと決めたタイミングがありました。それまでは学生が本業という気持ちもあったのか、毎月の撮影にあまり“仕事”という意識がなかった気がします。決断してからは取り組む姿勢も変わって、プロとしてしっかり頑張らなければという心構えになりました。自分自身で見つけて挑戦した、楽しいと思える仕事なので、ほとんど迷いはなかったですね。

 もっと向いてるものがあるかもしれない、と思うこともありますけどね。あのときメンズノンノモデルに合格していなかったら、公務員をめざしていたと思います。カレンダー通りの生活をして。大学に通いながら目にした選択肢から選ばなくてもいいんだ、知らない世界があるんだ、ということをモデルを始めてから知りました。もともと知らなさすぎただけかもしれませんが、常にアンテナを立てておけるタイプじゃないので実際に経験をしないとわからないんですよ(笑)。

人生、何があるかわからない

 この仕事をしていくと決めたことに、今のところ後悔はありません。学校の勉強が合わなくてモデルになった、なんて言うと人生には何があるかわからないものですね。そういう意味では進学のときの選択も、今思えばよかったのかもしれませんね(笑)。

 

第34回 メンズノンノモデル募集
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