2011.06.21

鹿苑寺金閣「方丈」内観

その後、10月15日（土）から10月28日（金）まで京都造形芸術大学ギャルリ・オーブに場所を移し、フィレンツェと京都の伝統工芸等「グッチ」以外のアーカイブも含めて展示。

その内容は11月、東京の「グッチ銀座」7階イベントホールにそのまま引き継がれ、同フラッグシップショップ5周年を記念した催しとも絡められる予定だ。

（左）GUCCI archives（1971年カタログより）、（右）1980年フィレンツェショップ  / Courtesy of Gucci

この“グッチの金閣寺プロジェクト”は、京都造形芸術大学とパートナーシップを組み、同大学学長であり世界的日本画家の千住博氏が全体の監修を務め、フリーダ・ジャンニーニ＝「グッチ」クリエイティブ・ディレクターと懇意の京都市出身ファッション・ディレクター、祐真朋樹氏がガイダンスに参加している。

国際文化交流としても意義深いこの展示イベントを通じて、時代も国境も越えた普遍的な価値をメッセージとして発信し、伝統の職人技を次世代へ守り継ぐことの大切さを伝えていくという。

グッチ フィレンツェ工房（1940年代） / Courtesy of Gucci

「グッチ」と「金閣寺」。

この夏、京都旅行のオシャレなモチベーションになりそう。

京都・フィレンツェの伝統を未来につなぐ職人技 / 「時の贈りもの」―GUCCI 90年のアーカイブ展―
日時：2011年6月25日～7月13日／開場時間：9:00～16:00（15:30受付終了）／場所：鹿苑寺金閣「方丈」（住所：京都府京都市北区金閣寺町１番地）／入場料：　1,200円／会期中無休／問い合せ：グッチ ジャパンカスタマーサービス（TEL：03-5469-6611）
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Text by Takafumi Hojoh