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原画、セル画、フィギュアなどが一堂に!8/22まで松屋銀座8階で「ルパン三世展」開催中

「漫画アクション」(双葉社・刊):フリスコ無宿(扉絵)
(C)モンキー・パンチ

本展では、漫画シリーズとテレビアニメ(3シリーズ)、そしてフィギュアやグッズなど波及意匠までを網羅。

「漫画アクション」(双葉社・刊)創刊号(1967年8月10日号):連載初回(生原稿)
(C)モンキー・パンチ

原作者モンキー・パンチ氏による原画約100点のほか、アニメーション制作時に作られた企画書や設定書、セル画や宣伝物などが展示される、同作品初の本格的な展覧会となる。

映画「ルパン三世 / カリオストロの城」(レイアウト)
(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV

ちなみに「ルパン三世」の生みの親は、漫画家のモンキー・パンチ氏(1937年5月26日~)。

日本初の青年漫画誌として創刊した「漫画アクション」(双葉社・刊)で創刊号(1967年8月10日号)から1969年5月22日号まで全94話に渡って連載された。

映画「ルパン三世 / カリオストロの城」:銭型幸一・警部(セル画)
(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV

その後テレビ化され、俗に言う、“緑ジャケット”のルパン三世「PART1」(1971~1972年)、“赤ジャケット”の「PART2」(1977~1980年)、“ピンクジャケット”の「PARTIII」(1984~1985年)の3バージョンが放映されている。

峰不二子(セル画)
(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV

3シリーズをおおまかに捉えると、漫画のハードボイルド路線をそのまま踏襲し視聴率は振るわなかったものの今なお玄人的人気を誇る「PART1」。

赤ジャケのスタイリングと「ルパンルパーン!」の主題歌でイメージを決定付けた「PART2」。

宮崎駿・監督による映画「ルパン三世 / カリオストロの城」(1979)の成功路線に敢えて従わず原作とPART1に忠実にオマージュを捧げた「PartⅢ」となる。

(左)、「峰不二子 from 1st TV series ルパン展ver」(価格:6,825円/税込)、(右)ルパン三世展グッズ各種
(C)モンキー・パンチ

なお、本展覧会限定商品として、「峰不二子 from 1st TV series ルパン展ver」(価格:6,825円/税込)を発売。

白いライダーススーツに身を包むセクシー峰不二子は、「ルパン三世展 ~This is the world of Lupin the 3rd~」でしか買えない限定品だ。

ルパンと不二子(セル画)
(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV

この夏、ハードボイルドの原点をルパン三世から学ぼう。

「ルパン三世展 ~This is the world of Lupin the 3rd~」
会期:2011年8月10日(水)~8月22日(月)/時間:10:00~20:00(最終日17:00閉場/入場は閉場の30分前迄)/会場:松屋銀座8階大催場(住所:東京都中央区銀座3-6-1/主催:読売新聞社、トムス・エンタテインメント、日本テレビ/特別協力:エム・ピー・ワークス/協力:双葉社、中央公論新社、バンダイ、メディコム・トイ、エプソン/企画協力:日本テレビ音楽/入場料金:一般1,000円、高大生700円、中学生以下無料/問い合せ:松屋銀座(TEL:03-3567-1211 / 大代表)

Text by Takafumi Hojoh

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