NEWS

「ファッションを仕事にする」とは? 業界の先輩に聞きました/後編

編集者


メンズノンノ編集部
鶴田悠介(27歳)

ビジュアルに特化したファッション誌『Them magazine』のインターンを経て、メンズノンノの編集者になった。コアな雑誌は魅力的だったが「中学生のときに初めて自分で買った雑誌がメンズノンノだった」こともあり、洗練されていて幅広い人に読まれる雑誌に関わりたいと思った。集英社に内定後は「国会図書館に通って、創刊号からのメンズノンノを全て読みました。課題の自分史を誌面に見立ててつくり、高評価でした」。入社2年目の現在はスナップ取材や「MNFC」の特集など、足を使うテーマが多い。課題は「自分のオリジナリティをどう出すか」。「学生時代、好きな写真や記事をスクラップしたり映画のレビューを手書きしたりしていました。アナログな手間を愛することが突破口だと思う」。最近感じていることは「この仕事は物欲がないと駄目。ハイブランドの服も自分で着ていなかったら人に薦められない。興味のあることにはお金を惜しんではいけないですね(笑)」

BIOGRAPHY

1990年生まれ 東京都出身
14歳 広告代理店勤務の母親の薦めで中学時代から「コム デ ギャルソン」などを着始める
15歳 映画や音楽などカルチャーに興味が高まりサラ・ムーンのポエティックな写真にハマる
16歳 高校時代は「ラフ・シモンズ」「リック オウエンス」等のモードに傾倒。お金をつぎ込む
20歳 『HUGE』などファッションやカルチャーの雑誌を読み漁る。2浪の末に大学に入学
23歳 就活で真剣に将来を考え、1年間休学して『Them magazine』でインターンをすることに
25歳 やりたい仕事が明確になり集英社を志願。希望したメンズノンノ編集部に配属される

「デザイナー」や「バイヤー」は
どんな仕事?
前編はこちら

Photos:Yuzo Touge Mao Nakazawa
Text:Hisami Kotakemori

NEWS一覧へ戻る

SPECIAL

PR ARTICLE